こんな人におすすめ!
- 派遣で働くのに不安を感じるようになった
- そろそろ正社員になりたい
- 正社員になれるチャンスのある働き方がしたい
たしかに年齢を重ねるにつれ、「そろそろ正社員になって安定した仕事に就きたい」と感じますよね。
そんな方には「紹介予定派遣制度」の利用がおすすめです。
紹介予定派遣は、派遣ではたらきながら直接雇用を目指せる制度なので「正社員を目指す人にピッタリ」ですよ。
ただし紹介予定派遣を利用しても「正社員になれない(*)」ケースもあるので注意が必要です。
(*)紹介予定派遣は「正社員が約束された制度」ではありません。
紹介予定派遣を利用して現在正社員OLをしているすみが解説します。
【紹介予定派遣 どうよ】結論「正社員を目指す人は使うべき」
結論、紹介予定派遣を積極的に使ったほうがいいです。
私自身使いましたが、良かったからです。
紹介予定派遣は使って正解だったと正社員になった今でも思います。
ここから紹介予定派遣がなぜ良かったと思ったのかメリット、デメリットを解説します。
【紹介予定派遣 どうよ】メリット
正社員転職よりチャレンジしやすい
紹介予定派遣は、試用期間を設けているため人材が不適正だと判断したら、雇用せず済みます。
そのため
「とりあえず働きぶりをみて判断しようか」と、紹介予定派遣での採用は決まりやすいです。
逆に正社員採用は、長期的に雇用していくことを前提としているため、採用にも慎重ならざるおえません。
有給休暇、社会保険を継承できる
直接雇用されず見送られた場合、新たな環境で働きはじめるケースでお話しします。
有給休暇の場合
紹介予定派遣で直接雇用にならなかった場合、有給休暇は派遣元から移らないため引き継がれます。
ただし派遣先に直接雇用された場合、引き継がれないので注意が必要です。
社会保険の場合
社会保険も新たに加入する必要はありませんので安心してください。
ただし、次の派遣先が見つからず、一定期間(1ヶ月以上)働かない状態が継続したときは、社会保険の適用が受けられなくなってしまうので注意してください。
派遣担当のアシストがある
就職活動を1人で行うのって心細いし、全て自分でやらなければならず、大変ですよね。
派遣会社を介して仕事探しすれば、派遣担当がサポートしてくれるので、不安なことを相談できて安心です。
私の場合、派遣先企業へ面談にも同席してくれたので、すごく心強かったです!
未経験の業種に挑戦できる
未経験の仕事に興味を持っているけど、一歩を踏み出すのが怖いと感じていませんか?
紹介予定派遣なら、未経験でも気軽に挑戦できる求人があるのでおすすめです。
派遣先企業のサポート体制がしっかりしているので、安心して働き始められますよ。
例えば、「資格取得促進する学習プログラム」や「キャリアアップのための研修プログラム」などです。
上記のような環境だからこそ、未経験の分野でも不安を少なく挑戦できるはず。
職場環境を社員になる前に知れる
紹介予定派遣制度を利用すれば、下記のようなことを事前に知ることができます。
- 「入社が決まった嬉しい反面、人間関係はどうだろう」
- 「入ってみたら見当違いの業務ばかり振られたら困る」
こんな内容って採用が決まると同時に、不安も大きくなってきますよね。
紹介予定派遣なら派遣先企業とあなた(派遣社員)双方が納得しなければ直接雇用になりません。
職場で働いてみて、「自分には合わないな」と感じたら、辞めて、新たな仕事を探すことも可能です。
企業としてもミスマッチを防げるので、あなた、派遣先両方にメリットがある制度なんですよ。
【紹介予定派遣 どうよ】デメリット
一方でデメリットもあります。
紹介予定派遣のデメリットは以下の3つです。
繋がりのある企業の斡旋しか受けられない
一般的な就職活動では、自分で求人を探すことができます。
しかし紹介予定派遣であると、派遣会社を介してしまうため、派遣会社と繋がりのある企業しか選択できなくなってしまうのがデメリット。
つまり結果的に選択肢を狭めてしまいます。
正社員が約束された制度ではない
直接雇用を前提とした制度の紹介予定派遣では、正社員以外での”直接雇用”もあります。
企業の中には、
「契約社員」
「パート・アルバイト」
で採用されるケースもあるでしょう。
「こんなはずじゃなかった」
と後悔しないためにも、契約時にしっかり確認しておきましょう。
一般派遣と比較して求人数は少ない
正社員になれると思い、紹介予定派遣で求人さがしをしているけど、希望の求人がすぐ見つからないケースも少なくありません。
なぜなら、紹介予定派遣の求人数は、「正社員求人」や「一般派遣」と比べ少ないからです。
そのため、派遣会社は複数で登録することをおすすめします。
紹介予定派遣を取り扱う会社は、各社で特色が違います。
例えば
- 事務派遣に強い
- コールセンター業務に特化している
- 地方求人が多い
などです。
自分の希望に沿った求人に多く出会うためにも複数の求人であわせて探してみてくださいね。
【紹介予定派遣 どうよ】使わない方がいい人
1つの会社で働きつづけたくない
紹介予定派遣は、派遣期間を経て企業と就業者の合意のもとに直接雇用される制度です。
したがって、一つの会社で長期間働くことに興味がない方、または複数の企業で経験を積みたい方には、適さないでしょう。
部署移動をしたくない
社員登用後、一定期間を経過すると、部署異動の可能性があります。
総務として採用されたけど、3年後営業部に行くことだってあります。
なぜなら、企業としては、社員になったら様々な部署で経験を積み、いろんな業務を身につけ、会社のために利益を出していって欲しいんです。
ただし基本的には、その人が活躍できそうな場所へ部署異動を命じることが多いので、到底できなさそうな部署へ行くことはないと思います。
絶対にどこの部署にもいきたくないと思う人は、紹介予定派遣は適していないでしょう。
【紹介予定派遣 どうよ】使った方がいい人
慎重に会社選びしたい
紹介予定派遣は、転職先の会社選びに慎重であることが大切な方にぴったりの選択肢かもしれません。
なぜなら、派遣期間中に自分が働く職場が自分に合うのかどうか、じっくりと見極める時間が取れるからです。
例えば、転職先の企業の社風や働いている人々の雰囲気を感じながら、自分に合うかどうかを慎重に判断することができます。
紹介予定派遣ならではのこの時間は、自分にぴったりの職場を見つける貴重なチャンスとなるでしょう。
だからこそ紹介予定派遣は、自分に合った会社を慎重に選びたいと考える方にとって、理想的な働き方といえますね。
正社員への転職が上手く行かない
「正社員への転職がうまくいかない」という経験ありませんか?
そんな時におすすめしたいのが紹介予定派遣です。直接応募するのが難しくても、まずは派遣として頑張れる場なんです。
紹介予定派遣なら、派遣期間中に自分のスキルや仕事への意欲を存分にアピールできます。
例えば、あなたの真摯な取り組みが企業側に認められれば、正社員への扉が開かれることも少なくありません。
紹介予定派遣は、正社員になりたいけれど、なかなかうまくいかないと悩んでいる方にとって、新しいチャンスを提供してくれる働き方です。オススメです!
未経験の仕事に挑戦したい
未経験の仕事に興味を持っているけど、一歩を踏み出すのが怖いと感じていませんか?
紹介予定派遣なら、未経験でも気軽に挑戦できる求人があるのでおすすめです。
派遣先企業のサポート体制がしっかりしているので、安心して働き始められますよ。
例えば、「資格取得促進する学習プログラム」や「キャリアアップのための研修プログラム」などです。
上記のような環境だからこそ、未経験の分野でも不安を少なく挑戦できるはず。
紹介予定派遣制度を利用すれば、今まで出会えなかった職種にも挑戦できて自分の選択肢の幅を広げられますよ。
【紹介予定派遣 どうよ】評判・口コミ
紹介予定派遣は社員登用前提なので、勤怠問題なければ大丈夫かと!
他は2〜5年勤めてそこで認められたらって感じですかね、、
派遣から社員登用目指す場合は、その就業先が社員登用の実績があるかしっかり確認した方がいいです!社員登用なんてやってないってところもあるので🥹
X(旧Twitter)
社員登用の実績があるか確認するのは大切です。
もちろん紹介予定派遣なので直接雇用を目指して派遣で働くのは間違いありません。
とはいえ直接雇用の実績がないと、いい結果がもらえない可能性もあります。
色々わかる〜となったわ。
この例えでいくと、転職って、3回しかデートしてない人とえいや!って結婚するしかほぼないね。ほんと博打。
強いて言えば「紹介予定派遣」なら半年付き合ってみてから結婚に進むって感じかな。
X(旧Twitter)
紹介予定派遣は派遣先企業と派遣社員のミスマッチを防ぐのに適しています。
最長で6ヶ月派遣で働けるので、「その期間で自分と合っている職場環境なのかみられるのが良い」と評価する口コミもありました。
友達とか知人の紹介?
あとは紹介予定派遣?とか?
ある程度職場の雰囲気わかるし
給料とか休みの取りやすさとかも
事前情報きけるから
入ってからのギャップで
辞めたくなること少ないかも?
うちの会社も結構紹介の人いるけど
辞める率は低い。
X(旧Twitter)
入ってからのギャップを軽減できるのをメリットと感じている人もいます。
今から2年前48歳にして紹介予定派遣で転職しました😅3ヶ月後に正社員になれた時はめちゃくちゃ嬉しかった🥰33歳で離婚した時の転職活動は無謀だったけど、その辛い経験があったから、今の現状に感謝出来るのだと思います。
X(旧Twitter)
紹介予定派遣を利用して、過去の転職活動の苦い思い出を払拭できた方もいます。
【紹介予定派遣 どうよ】一般派遣との違い
紹介予定と一般派遣では以下の3点に違いがあります。
契約期間終了後、直接雇用または契約終了になる
派遣期間が終わると、派遣社員としてではなく、派遣先企業の社員に雇用が変わります。
一般派遣では社員登用される可能性はありません。
ここが紹介予定と派遣の大きな違いの1つです。
書類・面接による選考がある
一般派遣では、面接のみが一般的です。
しかし紹介予定派遣では、直接雇用を前提としているため、審査が厳しくなる傾向です。
そのため紹介予定では、「書類選考+面接」を受けるのが一般的です。
一般派遣より期間が短い
契約期間は短く、3ヶ月から最長6ヶ月とされています。
上記期間を終了すると、雇用を延長しない派遣契約終了になるか、直接雇用に移行するかどちらかになります。
一般派遣の場合は原則3年働く制度です。3年を経過したら他の企業を紹介を受け、再び新しい職場で働くことになります。
【紹介予定派遣 どうよ】紹介予定派遣で良い求人の見つけ方
大前提、紹介予定派遣案件数は少ないです。
チャンスをつかむためにも複数の派遣会社への登録をおすすめします!
特におすすめは「スタッフサービス」「テンプスタッフ」です。
2つの派遣会社は紹介予定派遣案件数のトップ1、2の派遣会社。
信頼と実績、そして豊富な求人数を誇ります。
派遣会社 | 総合満足度 | 紹介予定派遣 (2023年9月14日現在) | 営業マン対応・サポート力 | 福利厚生 | スキルアップ | HP |
スタッフサービス | 5.0 | 9,456件 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
テンプスタッフ | 4.8 | 6,563件 | 4.5 | 5.0 | 5.0 | 【無料】公式HPへ |
【紹介予定派遣 どうよ】選考の流れと準備
- STEP1:面接
- STEP2:採用まで
STEP:1 面接
面接は紹介予定派遣として派遣される前に実施されるのが一般的です。
面接と別で職務経歴書(履歴書)を含めた選考が行われるケースもあります。
- 面接対策
- 特に面接で聞かれることは、
「職歴」
「志望動機」
「なぜ直接雇用されたいのか
「前会社の退社理由」
です。
「なぜ直接雇用されたいのか」は紹介予定派遣ならではの理由ですね。
上記の理由をスッと話せるよう、準備しておきましょう。
STEP:2 採用まで
面接に合格すると、派遣先企業で紹介予定派遣の派遣社員として働きはじめます。
派遣社員は、職場の雰囲気や、労働環境を働きながら理解し、「実際に長く働ける会社なのか」を判断します。
派遣先企業としても、スキルや職場に馴染める人柄なのかを見ていますので、自己アピールしていきたいですね。
【紹介予定派遣 どうよ】紹介予定派遣で正社員になれる確率
最新の統計データから算出してみたところ、紹介予定派遣から正社員になれる確率は約32%でした。
この結果は、この結果は「令和3年度 労働者派遣事業報告書の集計結果|厚生労働省」と「独立行政法人労働政策機構」の資料を参考にして算出したものです。
- 紹介予定派遣により労働者派遣された労働者数:22,251人
- 紹介予定派遣で職業紹介を経て直接雇用に結びついた労働者数:12,630人
令和3年度 労働者派遣事業報告書の集計結果|厚生労働省より
22,151➗12,630✖︎100=56.78%
「独立行政法人労働政策機構」の資料によると、紹介予定派遣から正社員になれた人は約57%。
この数字をもとにすると、
正社員になれる確率=直接雇用されたパーセンテージ×紹介予定派遣から正社員になれたパーセンテージ
56.78%×57%=32.36%
紹介予定派遣から正社員になれる確率は32.36%
この2つの資料から推定した数字が約32%
【紹介予定派遣 どうよ】よくある質問
紹介予定派遣で不採用の理由は?
不採用になる理由は以下のことが言われています。
- 表情や態度が悪い
- 会話が成立しない
- スキル不足
- 志望動機があいまい
- 待遇のことばかり質問する
- 他の人のほうが良かった
などです。
紹介予定派遣は正社員前提の制度ですか?
いいえ、直接雇用前提の制度です。
正社員以外にも、契約社員やパート・アルバイトの場合もありますので注意してください。
紹介予定派遣ですぐ決まる人の特徴はありますか?
紹介予定派遣ですぐ決まる人の特徴は以下です。
- 返答が早い、連絡がよくつながる
- 回答が柔軟
- 勤続年数の長い職歴がある
- 専門のスキルや経験がある
- 複数の求人を応募している
- 職務経歴書がしっかり作られている
- 結論ファーストな話し方ができている
【紹介予定派遣 どうよ】まとめ
紹介予定派遣はぶっちゃけどう?
結論、紹介予定派遣を積極的に使ったほうがいいです。
私は「使って良かった」と感じています。
紹介予定派遣のメリット・デメリットは?
紹介予定派遣が向いているタイプは?
逆に向かないタイプは?
紹介予定派遣で正社員になれる確率は?
紹介予定派遣から正社員になれる確率は約32%です。
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