こんな人におすすめ!
- 保育士を20年続けてきたけど、体力的にきつくて続けるのが不安
- でも40代で転職できるの?
- 40代以降の働き方を考え直したい
40代は若い頃のように体力勝負ができなくなる年代ですよね。
「今後も保育士を続けられるの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
結論、保育士の仕事を続けるのに不安を感じているなら、他に働ける仕事がないか調べて見るべきです。
他の仕事を知ることで、自分の経験を活かした仕事に転職できる可能性があります。
ただし転職対策が不十分だと、思い描いていた転職ができず後悔する可能性があるので注意が必要です。
保育士から異業種転職したすみが解説します。
40代保育士がきつい・辞めたいと感じる理由
40代になってくると保育士業務がきついと感じることが増えてきます。
声の上がりやすい具体的な理由は以下です。
1つずつ解説します。
1.家庭のことが不安
40代になってくると親の介護のことや、子どもの進学が気になってくる頃合いですよね。
これまでは保育の仕事に専念してこれたので、平気だったのが家庭内の悩みと相まって以前のように働けなくなった方も多いです。
例えば、これまで持ち帰りしてやっていた業務が親を介護しなければならなくなり、できなくなったといったケースです。
こうなってしまうと、働き方を変えるなど何かしらの対応をしなければなりません。
2.体力がついていかない
「20代は体力に自信があったのに、最近は疲れがとれにくくなってしまい、次の日に疲労感を感じている」
上記のように感じている保育士の方いませんか?
歳をとると、体力的な衰えはどんな人でも経験します。
仕事だけに体力をすべて使ってしまうと、家に帰った後の家事にまで手が回らなくなる方もいるでしょう。
体力の衰えを理由に、きついという方も多いのです。
3.給料が安いのに責任が多くなる
40代になると子どものお金も多く発生する時期です。
しかし給料が安く、1人だけの稼ぎでは賄いきれない家庭も少なくありません。
40代保育士の平均年収は「390万5,450円」です。
下記の表は全職種の平均年収と保育士の平均年収を比較したものです。
40代 全職種の平均年収 | 492万円 |
40代 保育士の平均年収 | 390万5,450円 |
給料が安すぎて40代で保育士をやっているのがつらいと感じる方も多いですよ。
4.保育の仕事に飽きる
保育の仕事はある程度カリキュラムが組まれているため、飽きると感じる人も少なくありません。
転職しない限りは、同じ場所で同じことを繰り返すことになります。
例えば、以下のようなルーティーンです。
- 朝の準備と受け入れ
- 朝の集まりと活動
- 屋外遊びや体育活動
- 保護者とのコミュニケーション
- 片付けと終わりの挨拶
もちろん、行事によって企画を考えなければならない機会もあるので、新たなチャレンジをすることもあるかもしれません。
とはいえ「ルーティンワーク」が多いのは、保育士の仕事の特徴です。
40代保育士がきついと感じたらやるべきこと3選
「保育士の仕事がきつい…」こう感じたらやるべきことは3つあります。
1つずつ解説します。
1.相談する
きつい状態にあることをまず上司に相談してみてください。
もし、直属の上司が話しづらいなら、話せる同僚に相談するのもいいでしょう。
話をすることで、「何に悩んでいるのか」や「どんな解決策があるのか」を具体化できるからです。
たとえば、漠然ときついから辞めたいと思っている人が、話したことで「私は体力的にきつかったんだ」ということを理解できるようになったというケースです。
もしかしたら名案が浮かぶかもしれません。
2.転職サイトに登録する
上司に相談して解決することもありますが、今の職場では解決できない難しいケースもあります。
そこでおすすめなのが、転職サイトへの登録です。
なぜなら、求人をみることで新たな可能性を発見できるからです。
たとえば、
今の職場で長時間労働を課題に思っていた方が、派遣保育士として働くことで、これまでの長時間労働から解放された
上記のようなケースです。
今の職場しか知らないとわからなかったことが、求人を探すことで知ることが可能です。
3.自分の希望に合った仕事に転職する
よく考えた上で、自分の悩みが今の職場で解決しない場合、転職するのも1つの手段です。
実際に保育士は売り手市場で、直近の令和5年1月の保育士の有効求人倍率は3.12倍でした。
厚生労働省が発表する最新のデータでは、職業全体の有効求人倍率が1.35倍です。それと比較するとおよそ2.4倍の差が生じています。
ですので今の職場が合っていないだけなら、職場を変える選択肢を選びましょう。
【40代保育士はきつい】異業種転職の難易度
上記のように考えている方も多いと思います。
実際に保育業界だけでなく、40代で転職可能な業界へ転職する方もいます。
例えばベビーシッターです。
やはり直接お客様とやりとりができることです。
キッズライン
(中略)
カラーセラピーを受けたいとママからの要望も増え、ママがセラピーを受けた後、「気持ちがすっきりした」「ゆっくり自分のことを考えたのは久しぶり」と言ってくださいました。カラーの力で心もサポートしていきたいです。
上記の方は、50代になっても生き生きと働いています。
保育士経験を活かして、働ける選択肢はあります。
【40代保育士はきつい】転職して後悔しないためのコツ
40代から転職できる可能性はあると前の見出しで解説しました。
しかし、何の準備もせず転職活動してしまっては失敗して後悔しかねません。
ですので、転職で後悔しないための「2つのコツ」について解説します。
1.条件にこだわりすぎない
転職は若い人ほど有利です。
40代になっての転職活動は、求める条件を詰め込みすぎると応募が通らず全て不採用になってしまいかねません。
重要なのは自分の譲れない条件を絞ることです。
例えば「残業なし」「今より給料アップ」など1つか2つに絞って募集してみましょう。
2.経験を活かす
「未経験」「40代」だと仕事の需要は、間違いなく少なくなります。
仕事があっても、誰でもできる仕事がほとんどです。
保育士からの転職なら、『国家資格の保育士資格』を活かした仕事に転職するのがおすすめです。
詳しくは、「保育士 転職先ランキング」の記事で解説しています。
【40代保育士はきつい】まとめ
40代保育士がきついと感じる理由は?
きついと感じたらやるべきこととは?
転職して後悔しないためのコツは?
コメント