こんな人におすすめ!
- 保育園辞めたいけど、先輩保育士が怖すぎて伝えられない
- 保育園は人手不足で執拗に引き止めにあっている
- 「子どもは私が見ないと」と気持ちが強すぎて退職を切り出せない…
たしかに辞めたい気持ちはあるのに、働く保育園の現状を知りすぎてしまうと、辞めづらいですよね。
とはいえブラックな保育園で「将来性はない」ことを感じていて苦しんでいる人も少なくありません。
結論、保育園を辞めるのに退職代行を考えているくらい問題がある職場は早急に離れるべきです。
ズルズルと辞めずにいると数年後、さらに後悔することになりかねないので注意が必要です。
この記事では、「保育士で退職代行を利用すべき人の特徴」や「退職代行を利用した辞め方」を解説していますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
【保育士 退職代行】退職代行とは?
退職を代わりに行なってくれるサービスを言います。
たとえば上司と喧嘩別れのようになり、もう職場に顔を出したくないといったケースです。
退職代行を利用すれば、辞めたい保育園に顔を出すことなく、退職が可能です。
最近では、会社員や公務員だけでなく、保育士や幼稚園教諭の利用者も増加傾向ですよ。
【保育士 退職代行】退職代行の種類
退職代行の種類は以下の3つがあります。
一般企業の運営する退職代行 | 労働組合の運営する退職代行 | 弁護士事務所の運営する退職代行 | |
退職の交渉 | 退職の意向を伝えるのみ | ||
訴訟請求 | 退職の意向を伝えるのみ |
退職代行は運営する母体によってサービス充実度が変わってきます。
【保育士 退職代行】退職代行を利用するデメリット
費用がかかる
退職すると伝えるだけなら無料で利用できますよね。
退職代行は1つの仕事ですので、もちろん費用がかかります。
具体的な相場は、以下となります。
一般企業の運営する退職代行 | 労働組合の運営する退職代行 | 弁護士事務所の運営する退職代行 |
約1万円 | 約3万円 | 約5万〜10万円 |
決して安い金額ではありません。
「仕事を辞めるのに高額な費用は払いたくない」
という方は、退職代行サービスなんて必要ないと考えていますよね。
退職代行サービスに興味を持っているのは、「保育園にもう行きたくない」と考えている方のはずです。
ただし、どこまで支払えるのかはそれぞれによって異なりますので、支払える金額に合わせた選択が必要です。
無職になってしまう
もし次の仕事が決まっていないと、生活するお金も困りますよね。
退職代行を利用して、仕事を辞めるということは、そのリスクを背負うことになります。
勢いで辞めるのだけは控えた方がいいです!
これまでの人間関係がなくなる
保育園で築いてきた職場の人間関係が良かった方だと、退職することで良かった環境で働けなくなります。
辞めたい理由は「業務量が多い」や「園の保育方針が合わない」といった他のことにある方だと、悲しくなりますよね。
【保育士 退職代行】退職代行を利用するメリット
直接退職を言いに行かなくて済む
「園長とは二度と顔を合わせたくない」と思っている方は、退職代行を利用することで「絶対会いたくない」相手に会う必要がなくなります。
苦手な人が相手だと、伝えたいことも伝えられませんよね。
退職代行を利用して、余計なストレスを感じず辞められますよ。
引き止めに合わず辞められる
園長や先輩保育士から「今は大変だけど、乗り切れば成長できるから」と、引き止めにあってしまうと、辞めづらいですよね。
実際に引き止めにあって、すぐ辞められず、数年後退職し「早く辞めればよかった」と後悔する人も多くいます。
退職代行を利用すれば、不要な引き止めにあうこともありません。
有休を消化できる
有休が残されていれば、有休は使えます。
有休消化を拒否するような保育園もあるので、確実に有休を使い切れるように退職代行サービスを活用しましょう。
「この保育園には有給休暇はない」ということはありえません。
新しいキャリアを再び構築できる
精神の不調で入院などしてしまったら、働けなくなってしまいますよね。
働けなくなり、キャリア構築に失敗した保育士は少なくありません。
退職代行を利用して早急に辞められると、早めに新しいキャリア形成を目指せます。
【保育士 退職代行】退職代行を利用した方がいいケース
パワハラ上司がいる
「自分の言っていることが絶対的に正しい」、「なんでこんなこともできないんだ」、「何度も同じことを言わせるな」と批判してくるパワハラ上司とともに仕事をしている方は退職代行を利用する価値ありですよ。
なぜなら、パワハラ上司は相談にのってくれないからです。
話を聞くより、問い詰めてくるかもしれません。
特にパワハラ上司は保守的な性格の方が多いので、辞める意思を伝えたことが要らぬ方向に動き出す可能性もあります。
執拗しつように引き止められている
辞めたい気持ちを伝えた後、「辞めないように」と引き止められ、進展しない状況にある人にとって、退職代行は有効です。
辞める話までしているのに、動きがないのは状況はよくないですよね。
有給休暇を使い切りたい
有休休暇を最後まで使い切りたいという方は、退職代行を活用して確実に消化してしまいましょう。
先にも伝えたように、保育園の中には有休消化をとりづらい職場も多いのが実情です。
ですので有休消化して、もらえるお給料はしっかり受け取りたい方は活用するのをおすすめします。
未払い残業代など請求したい
これまで働いてきた分のお金が支払われていないから退職のタイミングで請求したい
と考えている方は、退職代行サービスの活用がおすすめです。
退職代行の中には、未払いの残業代を請求するサービスがあります。
ただし、未払い残業代を請求できるのは、「労働組合が運営する退職代行」と「弁護士事務所が運営する退職代行」の2つだけですので注意してください。
ブラック保育園で勤務している
ブラック保育園で働いていると、辞めたい気持ちを伝えられず、苦しんでいる方も多いですよね。
辞めたい気持ちは退職代行に依頼しましょう。
そしてあなたは次の仕事のための行動に注力しましょう。
【保育士 退職代行】本当にすんなり辞められる?
退職代行を使って問題なく辞められるか不安な方もいますよね?
Yahoo!知恵袋
- 実際にあっさり辞められた
- 入社して数ヶ月であっさり辞めていった
- 保育士の同僚が退職代行を使って急にいなくなった
上記のように本当にすんなり辞められています。
ですので、退職代行を使えばスムーズに退職できるでしょう。
ただし、業者によって対応がイマイチで後悔する方もいるので、退職代行業社選びが重要です。
退職代行を利用する保育士の割合
保育士での退職代行を利用する割合は不明でした。
しかし、日本労働調査組合が調査した全国のビジネスパーソンを対象に「退職代行サービスに関するアンケート」を調査結果によると、37.5%の人が「自身、もしくは同僚が退職代行を利用していた」と回答しています。
さらに調査結果によると、57.4%が退職代行を認識しており、退職時に退職代行を利用したい人は21.9%です。
具体的な保育士だけの退職代行の利用率は不明ですが、多くの方が退職代行に関心を抱き、利用したいと考えているのが判明しました。
退職代行を利用する際の注意点
退職代行を利用する際の注意点は、弁護士または弁護士法人ではない退職代行業者は、未払い残業代、退職金の支払いの交渉が行えません。
もし、本人に代わり代理交渉を行うと、「非弁行為」に該当し、弁護士法に違反してしまいます。
そのため、依頼する退職代行業者が弁護士または弁護士法人であるか確認は必ず行いましょう。
【保育士 退職代行】退職代行サービスの選ぶ際のポイント
退職代行サービスを選ぶ際は以下のポイントに注目してください。
退職代行のサービス次第で、あなたが退職で抱えている不安の度合いが大きく変わってきます。
退職代行サービスは民間運営か弁護士運営か
退職代行は、見出しのとおり運営者が2つに分かれています。
大きな違いは代理人になれるかです。
弁護士は、弁護士法3条により、報酬を受け取り代理人になれるのが認められているため、本人の代理人として法律事務を行えます。
一方で、民間業者が運営している退職代行サービスでは、退職の意思表示はもちろん、有給休暇等の申請も代わりに行えません。
中には「退職の意思表示は行える」と謳っている民間の退職代行業者もありますが、非弁行為にあたるため、法律(弁護士法72条)を違反している可能性があります。
例えば、会社側が「代理人でもないなら、本人と関係のない業者と話す必要はない」と介入できないケースもあります。
せっかく退職代行業者に依頼したのに、会社側が離職票の提出など必要な対応をしてくれない事態も発生しかねません。
怪しい退職代行サービスに引っかからないよう注意しましょう。
返金保証のあるところを選ぶ
一般的に、退職代行サービスに依頼して失敗することはほとんどありません。
しかし万が一のことを考え、返金保証のある退職代行サービスを選ぶと安心です。
稀ではありますが、民間業者に依頼して、退職できないだけでなく返金も行ってもらえなかったケースもあります。
もし退職代行サービスを利用して、上手くいかなかった時に備え「返金保証のある」会社を選びましょう。
サポート体制の整っているところを選ぶ
- 会社を辞めたいけど勇気が出ない
- 会社を辞めたいのに引き留められている
- 辞める前に後任を探してくるまで辞めるな
- 辞めていいのは全ての引き継ぎが終わってからだ
退職代行は、上記のような悩みを解決するのが目的です。
激務を強いられ、本音を話せない状況の方も多いのではないでしょうか。
心に余裕のないときは、些細なトラブルにも対応できません。
ですので、退職代行サービスがどこまで対応してくれるのか事前に確認しておくことをおすすめします。
例えば、「退職日や有休消化の交渉」だけでなく、「パワハラ行為に対する慰謝料請求」まで対応してくれるかなどです。
弁護士のいる退職代行サービスを利用する際は、パワハラの証拠があれば企業側に慰謝料等の損害賠償をあわせて請求できます。
どこまでサポートしているか、ご自身がどこまで退職代行に求めているか事前に確認しておきましょう。
余計な追加料金がかからないところを選ぶ
退職代行サービスの中には、追加料金が発生するケースがあります。
安い契約料金だったから選んだ会社なのに、サービス契約後に追加料金が多く加算されてしまい後悔するかもしれません。
もし「余計な追加料金を支払いたくない」と考えている方は、追加料金が一切かからない退職代行サービスを選んだ方が安心です。
料金 | 特徴 | 公式リンク | |
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安く抑えたいなら労働組合の運営する退職代行を選ぶ
費用を抑えたいなら労働組合が運営する退職代行がおすすめです。
なぜなら、弁護士運営の退職代行に依頼した方が半額以下で依頼できるからです。
弁護士運営の退職代行は5〜10万円が相場です。
しかし、労働組合運営の退職代行なら2.5〜3万円で依頼できます。
料金 | 特徴 | 即日退職 | 法的対応 | |
民間 | 1〜5万円 | 退職の意思のみ | ||
労働組合 | 2.5〜3万円 | 退職の意思 勤め先との交渉 | ||
弁護士 | 5〜10万円 | 退職の意思 勤め先との交渉 未払い賃金やハラスメントにかかわる慰謝料の請求 |
労働組合は、弁護士に依頼するより質は劣りますが、退職する意思を伝えるだけでなく、勤め先との交渉も受けてくれるので安心です。
また、退職の意思を伝えるのみのシンプルな対応で良いなら、民間運営の退職代行で十分かもしれません。
費用は1万円からのため、負担を軽減できるでしょう。
すべて任せたいなら弁護士事務所の運営する退職代行を選ぶ
「自分で退職手続きはムリ!すべてお願いしたい」
上記のようにお考えの方は、弁護士事務所の運営する退職代行会社に依頼するのがいいです。
なぜなら、弁護士事務所運営の退職代行はだけが、法的な交渉も行ってくれるからです。
例えば、未払い給与や損害賠償の請求など法的な手続きが必要なことも対応してくれます。
上記手続きは、弁護士運営の退職代行しか行えません。
すべての手続きを依頼したいなら、弁護士事務所の運営する退職代行がおすすめです。
【保育士 退職代行】退職代行を利用する手順
退職代行の利用手順は以下です。
- 申し込み(または相談)する
- 依頼決定後に支払いを済ませる
- 自分自身の情報を伝える
- 退職の意思を連絡する
- 貸与品の返却と退職関係書類等の受け取り
- アフターフォローを受ける
相談は無料なので、まずどのようなサポートを受けられるか聞いてみてください。
⑥のアフターフォローは、トラブルなく円満に退職できるまでサポートに入ってくれる退職代行のサービスです。
しかし、退職代行業者によっては行っていない業者もあるので、アフターフォローまでしてくれる退職代行業者を選ぶことをおすすめします。
アフターフォローまでしっかり行ってくれる退職代行業者はこちら⇩
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【保育士 退職代行】保育士におすすめ退職代行サービス人気ランキング
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【保育士 退職代行】よくある質問
退職代行でいつ辞めれる?
結論ですが、法律上「退職の意思を伝えて2週間(14日)後には退職できる」ことになっています。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
民法627条第1項
ただし、やむを得ない理由(心身のハラスメントなど)がある場合は、退職代行を使って即日退職できます。
他にも、「有給休暇を使用する」「退職までの2週間を欠勤扱いにする」などして実質的に会社へ行かないようにすることもできます。
そのため、法律的には退職の意思を伝えてから2週間後に退職できることになっていますが、退職の意思を伝えた後は、会社へ行かないで済むケースも多いです。
保育士を退職したいときは誰に言うの?
退職の意思は、園長や直属の上司に伝えるのが一般的です。状況によっては、担任しているクラスの他の保育士に伝えてからの方が良いかもしれません。
退職届を提出するタイミングは、退職したい時期から逆算して1〜2ヶ月前に提出した方がベターです。
もし退職の意思を伝えるのであれば、相談の1つとして伝える方がいいでしょう。
いきなり「辞める」と伝えられても、相手は困惑しますし、感情的になってしまうかもしれません。
「ちょっとご相談があって」と最初は相談する形で、退職の意思を伝えましょう。
誠心誠意気持ちを込めて伝えれば、余計なトラブルを発生させることなく話ができるはずです。
保育士の退職金はいつ出るの?
公立保育園と私立保育園によって、退職金がもらえるタイミングは異なります。
- 公立保育園の場合
- 「退職手当条例」が各市区町村で定められており、条例に基づき、退職日から1ヶ月以内に支給することになっています。
- 私立保育園の場合
- 「就業規則」により、退職日から1ヶ月〜3ヶ月以内で支給されることが多いです。
ただし、私立では各運営会社の方針により異なるため、働いている会社の就業規則を確認しておくことが重要です。
【保育士 退職代行】まとめ
退職代行を利用するデメリットは?
退職代行を利用するメリットは?
退職代行を利用した方がいいケースは?
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