こんな人におすすめ!
- 紹介予定派遣で働いている職場が合わないからツラい
- 合わないことを理由に断っていいの?
- でも「正社員にはなれそうだから続けるべきなのだろうか」と悩んでいる…
たしかに仕事内容が自分と全くあってないのに「正社員になれる」からと我慢して続けてしまう人は多いですよね。
結論、紹介予定派遣の仕事が合わないなら断って構いません。
慣れればやれなくはないと考えていても、いつかは不満が爆発し、結局やめざるおえなくなります。
ただし、仕事を辞めるときの伝え方を間違えると、断ったあとの職場での対応が悪化するため注意が必要です。
本文を読んで、紹介予定派遣で仕事が合わない時の対処法をマスターしましょう。
月給10万のフリーターから紹介予定派遣で正社員OLになった私が、実体験を交え解説します。
結論、紹介予定派遣は断っていい!
理由①双方の同意がないと直接雇用にならないから
紹介予定派遣は、派遣先企業と自分自身のお互いが同意しないと直接雇用に至りません。
言い換えれば、「相手も自分も選べる」のです。 一般的には、会社が働く人を選ぶイメージを抱くかもしれません。
しかし紹介予定派遣は違います。もし自分が「この会社は自分と合わないな」と感じたら断れる制度なのです。
ダメな会社はこちらからお断りしましょう。
理由②相手に断られることも当然ある
「紹介予定派遣で働いてもらったけどウチでは…」
と断られるケースも少なくありません。
紹介予定派遣はあくまで「双方の同意」があって成立します。
だから心苦しいなんて思う必要はありません。
理由③無理に社員になっても長く働けない
例え派遣先や派遣元の担当者から、引き留めにあったとしても、そのまま仕事をやり続けるのは得策ではないですよ!
たとえ続けたとしても、「やっぱり自分と合わない」ということになり、仕事を長く続けるのは難しいでしょう。
仕事をする上で重要なのは、やはり「やる気」です。
「会社に悪い」などと義理人情で動いてしまうと後で後悔する可能性があります。
理由④実態として約半数は断っている
直接雇用の約半数は不採用になっています。
派遣元、派遣先どちらが断ったものなのかデータから読めません。
しかし「断わる人が半分もいる」と考えると、あんがい普通のことだと思えるようになりますよね。
参考データ ➡︎ 一般社団法人 日本人材派遣協会
理由⑤結局社員になった後トラブルに
紹介予定派遣では直接雇用が成立すると、派遣先企業と派遣元会社との間で紹介料が発生します。
つまり
- 派遣先企業=いい人材を確保できた
- 派遣元会社=紹介料を受け取れた
上記の構図が成立します。
もしここで「直接雇用➡︎すぐ辞める」選択をしてしまうと、間違いなく揉める原因になってしまいます。
もし自分に合わないと感じたなら、不要なトラブルを回避するため、早めに断りましょう。
【紹介予定派遣の仕事合わない】無理して働くと生じる悪影響
もし派遣先が合わないのに無理に働き続けると、さまざまな辛さを受けなければなりません。
例えば以下のようなことです。
- メンタルダウンして働けなくなる
- 次の転職活動にひびく
- 残業ばかりの仕事。なんとか辞められても、カラダはボロボロになって体力面もキツい
上記のように、心もカラダもバランスを崩してしまいます。
私自身、次の仕事を探せなくなるほど、落ち込んだ時期もありました。
そうなってしまうと、なかなか立ち直ることはできません。
ですので、次の仕事にも影響が出てくるため、気力だけで働くことはおすすめできません。
【紹介予定派遣の仕事合わない】仕事が合わないなら辞める意思を伝えよう!
きっと辞めたら今いっしょに働いている人に迷惑をかけてしまうなどと思いますよね。
しかし仕事は1つではありませんし、会社はそういった時に対処するため人事担当を用意しているのです。
ですので安心して辞める意思を伝えましょう。
それに後々になって、辞める意思表示をした方が「このまま社員になってくれると思っていたのに」と、悪印象を与えかねません!
【紹介予定派遣の仕事合わない】ただし伝え方が大事!辞めるときの伝え方
1つだけ注意することは、辞めるときの伝え方です。
派遣元、派遣先ともに辞退する理由をはっきり伝える
辞退する際ははっきり辞退する理由を伝えましょう。
優柔不断に自分の意見を伝えないのは、派遣先にも派遣元にも自分にもデメリットでしかありません。
たとえ辞めたとしても、その後待遇が悪くなるなどありませんので、辞めたい気持ちが明確なら早めに伝えるようにしましょう。
お世話になった気持ちは伝える
お世話になった派遣先企業です。
まず働かせてもらったことに感謝の意を伝えましょう。
もちろん待遇が悪くて辞めるケースもあるでしょう。
しかし、そこはグッと堪えて建設的な退職を目指せるよう大人の対応を心がけてください。
例え仕事の合わない職場だったとしても、最後まで投げやりにせず対応した経験は、次の職場で活かせます。
【紹介予定派遣の仕事合わない】合わなくて断ったあとの苦痛
ここまで辞めるときにどう伝えるかについて解説してきました。
「辞めたい」と誠心誠意伝えたとしても、その後キツイ仕事が待っている可能性は0ではありません。
ここからは、断ったあとにキツい扱いをされる事例と対処法について解説しますね。
苦痛①透明人間になる
1つ目の苦痛は、仕事を辞める意思表示をしてから、何も頼まれなくなることです。
当然、仕事を今後もやり続けてくれると思い、仕事を教えてくれていたわけですから、「仕事を振るのは今後も働いてくれる人へ」と考えてしまいます。
空気のように扱われると、どんな人でも滅入りますよね。
もちろん、最後の勤務日までちゃんと仕事を振ってくれる職場もあります。(猫の手も借りたいような会社もたくさんありますから)
苦痛②必要とされない虚無感
だんだん空気のような存在でいると、
「私って必要とされていないんだな」
と自分の存在を否定されている感覚に陥っていきます…
学校でも会社でも同じで、グループ内の雰囲気って怖いですよね。
一度、自分への「風当たり」が強くなると周囲も同調圧力的に、同じ接し方が浸透してくる感じです。
- 「誰も話しかけてくれない」
- 「仕事に来るだけで苦痛」
もちろんこんな状況にまで発展しないかもしれません。しかし可能性は0ではありません。
苦痛③悪いことしていないのに不機嫌な対応を受ける
仕事を辞める意思表示をしてから、
「本当は私のこと嫌いでしょ」
と問いかけたくなるような対応をされました。
ただ仕事で必要なことを聞いただけなのに…
悲しいですが、目の色が変わる人はどんな職場でもいますので注意してください。
苦痛④仕事がないため時間の経過が長く感じる
あれ、まだ10時!?出勤してずいぶん経ったと思ったのに。
仕事を振られなくなった職場では、時間がスローになります。
トイレ休憩の回数が増えますよ。
苦痛⑤空気が重くなる
「あの人に頼んでも、辞めるんでしょ」
そんな雰囲気が漂いはじめると空気も重くなりますよね。
休憩室など、私がいない場所で陰口をされているのを見聞きした日には、「早く辞めたい」と気持ちも大きくなります。
【紹介予定派遣の仕事合わない】苦痛への対処法
- 次の転職活動に没頭する
- 心を無にして過ごす
- 辞めるからこそ手を抜かず仕事に取り組む
- から元気でもやる気は見せる
- 次の就職先が決まっているなら、楽しいことを想像する
上記が「仕事が合わなくて断ったあとの苦痛」を経験したあと具体的に私が行ったことです。
「えっ、こんな当たり前のことですか?」
と力が抜けましたか?
派遣でも期間満了まで普通に働き、円満に退職するのが社会人のマナーです。
辞めるからといって、手を抜いて働くのはマイナスをさらに助長してしまいかねません。
だからこそ一生懸命働く姿勢が、いちばん効果が出たと感じます。
【紹介予定派遣の仕事合わない】よくある質問
紹介予定派遣として40代で働いている人はいますか?
40代紹介予定派遣を利用している人はいます。
ただし求人数は少ないです。
なぜなら40代には、責任が求められるからです。
責任のある仕事は企業も、紹介予定派遣ではなく、一般の社員募集で人を集めます。
しかし、経理や人事などの専門分野においては、紹介予定派遣で募集するケースもあるので、チェックするといいですよ。
40代の方は紹介予定派遣だけでなく、幅広く仕事を探す方が求人は見つかりやすいです。
紹介予定派遣で直接雇用せず派遣のままの人っていますか?
そのまま派遣で働くことはありません。
なぜなら紹介予定派遣は、最長6か月の派遣期間を終了した後に、派遣先で社員として直接雇用を前提とする制度だからです。
期間終了後は、「派遣スタッフ側が辞退」または「派遣先企業の判断で不採用」のケースでは契約終了となります。
派遣会社内で選考は行われますか?
派遣会社内で選考はあります。
派遣先企業から、求める人材像やスキルの提示がある場合もあるため、企業が求めるスキルの有無など社内で確認する必要があるからです。
企業のニーズに合わない人材を紹介していて、派遣会社の信用を失いかねません。
応募する派遣スタッフ側は、自分のスキルや経験を活かせる企業を選ぶようにしましょう。
労災関係の処理が残っている場合は、すぐ辞められないでしょうか?
結論、辞めることは可能です。
ただし労災の手続きは残るため、その都度、会社に赴く必要が出てきます。
また派遣会社としても、次の派遣先が決定していないため、すぐ辞めるようなことをされてしまうと仕事の紹介がない期間が発生する可能性が高いです。
もし派遣先がすぐ決定しないようなら無給の期間があることも覚悟しなくてはいけません。
それも納得の上で、すぐ辞めることは可能です。
紹介予定派遣で働きたい理由、働きたくない理由は何ですか?
紹介予定派遣で働きたい理由 | 紹介予定派遣で働きたくない理由 |
安定した雇用に就きたい | 時間の融通がきかなくなる |
より長く働きたい | 正社員になれるとは限らない |
歳を重ねても正社員になれる可能性があるから | 高いスキルを求められる |
派遣期間中に会社の見極めができる | 期間を区切って働きたい |
上記の表が主な「働きたい」「働きたくない」理由です。
働きたい理由のトップは「安定した雇用に就きたい」です。
長期的に働きたいと希望する人が、安定した雇用に就くための手助けとなっている結果が表から伺えますね。
一方で、
派遣のメリットである「時短勤務」の恩恵を受けられなくなることを理由として挙げています。
派遣だからできる「融通のきく働き方」をフル活用している人にとって、大きな制約になっていることがわかります。
【紹介予定派遣の仕事合わない】まとめ
仕事が合わないからの理由で紹介予定派遣は断ってもいい?
紹介予定派遣は仕事を合わないのを理由に断って構いません。
仕事が合わずやめたい人がまずすべきことは?
仕事が合わないなら辞める意思を伝えましょう。
きっと辞めたら今いっしょに働いている人に迷惑をかけてしまうなどと思いますよね。
しかし仕事は1つではありませんし、会社はそういった時に対処するため人事担当を用意しているのです。
ですので安心して辞める意思を伝えましょう。
それに後々になって、辞める意思表示をした方が「このまま社員になってくれると思っていたのに」と、逆に悪印象を与えかねません!
直接雇用を断ったあとに注意することは?
断ったあとにキツい扱いをされることがあるので注意が必要です。
下記の見出しを振下記の見出しを振り返りましょう。り返りましょう。
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