こんな人におすすめ!
- 採用面接まで行ったけど今回も落ちてしまった…
- 面接でなぜ落ちるのか理由が知りたい
- 採用を決める人はどんな対策をしているのか教えてほしい
「なぜ不採用になるのか」「どうすれば採用されるのか」 その答えが見つからず、焦りが出てきていませんか?
紹介予定派遣の面接は、一般の派遣より採用ハードルは高めですが、「たった5つの対策」を実践すれば、最短2週間で内定が取れます。
紹介予定派遣を利用して、現在正社員OLをしているすみが、面接官の本音と具体的な対策方法をお伝えします。
紹介予定派遣は派遣と異なり不採用になる可能性がある
紹介予定派遣では通常(登録型)派遣とは異なり、不採用になるケースがあります。
そもそも通常の派遣労働者は、労働者派遣法によって、派遣先企業が選考することを認めていません。
しかし、直接雇用を前提としている紹介予定派遣では、派遣先企業が事前に書類や面接での選考が認められています。
そのため紹介予定派遣では、「書類選考+面接」を受けることになります。
派遣だけど、気持ちは正社員になる気持ちで私もいました。
ただし、派遣スタッフも同席してくれるので、正社員採用の面接とは違う点です。
紹介予定派遣の面接は正社員採用と変わらない
紹介予定派遣の面接は、正社員採用の面接と同じ手順で進みます。
先に伝えたとおり、一般の派遣は労働者を特定する行為が禁止されています。面接も履歴書提出もできません。ただし、紹介予定派遣は例外的に面接が許可されています。
つまり面接内容も正社員を採用するようバシバシ質問が飛んできます。
正社員としての採用を見据えて面接に臨みましょう。
【参考】:派遣先の皆さまへ|厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク
紹介予定派遣 面接までの流れ
紹介予定派遣で面接を受けるまでの流れは以下です。
- ステップ1:派遣会社へ登録
- ステップ2:派遣会社との面談
- ステップ3:仕事紹介を受ける
- ステップ4:派遣先企業と書類選考&面接
- ステップ5:書類選考&面接通過(お仕事開始)
紹介予定派遣の正社員登用率
直接雇用された人の中で、正社員になれた割合は約32%と推定されています。
統計データから算出したところ、紹介予定派遣から正社員になれる確率は約32%でした。
この結果は「令和4年度 労働者派遣事業報告書の集計結果|厚生労働省」と「独立行政法人 労働政策機構」の資料を参考にして算出したものです。
- 紹介予定派遣により労働者派遣された労働者数:26,313人
- 紹介予定派遣で職業紹介を経て直接雇用に結びついた労働者数:14,865人
計算すると、約57%になります。(14,865 ÷ 26,313 ≒ 0.5649 = 約56.5%)
「独立行政法人労働政策機構」の資料によると、紹介予定派遣から正社員になれた人は約58%。
この数字をもとにすると、
正社員になれる確率=直接雇用されたパーセンテージ×紹介予定派遣から正社員になれたパーセンテージ
56.5%×57%=32.2%
紹介予定派遣から正社員になれる確率は32.2%
この2つの資料から推定した数字が約32%です
【紹介予定派遣の面接 不採用】落ちる6つの理由
不採用になる理由を以下で紹介します。
スキル不足
紹介予定派遣の採用では、まず書類選考を受け、
「おっ、こんなスキルのある人なのか!面接してみるか」
と、面接試験に進みます。
そこで純粋に、「スキル不足」と判断されたなら致し方ないですが、回答が微妙で不採用になったならもったいないことですよね。
採用担当の面接官は、職務経歴書では読み取れないあなたのスキルや経験を引き出すため面接をしています。
そのため事前にこれまでの仕事で培ってきたスキルや経験の棚卸しをしておきましょう。
表情、態度が悪い・清潔感がない
「人は見た目が9割」
という言葉を聞いたことありませんか?
この言葉の意味は、人は、その人の9割を第一印象で決めているというのです。
採用を受けにきた人が以下のようであったらどう思いますか?
- 目が泳いでいる
- ぶすっとして笑わない
- 足を組んで面接を受けている
- ヘラヘラしている
- 質問しても返事もしない
上記のような態度だとマイナスの印象を与えてしまいかねません。
一緒に働きたいとは思えないですよね。
もちろん少しオーバーに伝えていますが、「髪がボサボサ」「靴がボロボロ」など、小さなことは誰でも気を抜くとやってしまう可能性は十分あります。
志望動機があいまい
派遣担当の方に紹介されたから受けてみた
条件に合いそうだから応募してみた
上記のように志望動機もあいまいなまま面接に臨むことってありますよね。
しかし、志望動機があいまいだと面接担当からの質問に明確に答えられず、不採用になる可能性を高めます。
事務のスキルがあり、御社で貢献できると思ったからです
上記のように、「あなた自身が派遣先でどう貢献できるか」自分自身で回答を作っておきましょう。
派遣先のリサーチ不足
派遣先企業は、「他ではなく、なぜうちを選んできたのか」ということに関心を持っています。
その疑問に対し、明確な答えを出せるよう準備しておくことが重要です。
疑問を解消できないと不採用になる要因になってしまいます。
そのため以下のことをしっかりリサーチしておきましょう。
私は「enライトハウス」というサイトで会社の口コミ・実態を調べました。
- 社内の雰囲気
- 会社を辞めた人の退職理由
- 会社の悪いところ、良いところ
- 昇給の状況
- 派遣から社員登用の実績
上記のことを事前に調べておくことで、自分が働くビジョンが鮮明になります。
事前に「退職理由」を調べておくと、実際に採用された後「やっぱ合わないから辞めたい」と辞退するリスクも減らすこともできます。
面接官と会話が成立しない
面接官とチグハグな会話をしていると、コミュニケーション能力に問題があると判断されてしまいます。
特に想定外の質問をされた時、顕著に会話が成立しなくなり、化けの皮が剥がされた状態に…
つまり、暗記型の回答を用意しておくだけじゃダメなんです。
ですので、
質問に対し答える
会話のキャッチボールができるように準備しましょう。
面接官も人ですから。会話のキャッチボールを意識して面接にのぞみましょう。
待遇のことばかり質問する
- 「休みはどれくらいありますか」
- 「残業はどれくらいありますか」
などばかり質問していませんか?
もちろんライフワークバランスが求められる昨今において、重要なことではありますが、
「この人はやる気が本当にあるの?」
と面接官から悪い印象を与えかねません。
待遇面のことより、やはり仕事面のことを質問するようにしたほうが無難です。
もし待遇面がどうしても気になるという方は、派遣担当に確認することも可能です。
事前に解消してから面接にのぞんでくださいね。
紹介予定派遣の面接を成功させる5つの解決策
自己分析をする
面接のふるいに落とされる方は「自己分析」が足りていない人が多いです。
- 自信をもって言えるスキルは?
- どんな仕事をしてきたのか?
- 何を失敗し、どう乗り越えてきたのか?
- 今後受けようとしている企業でどう活かせるのか?
など自己分析に時間をかけましょう。
特に、弱点より何をアピールできるか分析することが大切です。
会社で働きたい意欲だけでは、スキルの高い人が同時に応募していたら負けてしまいます。
意気込みすぎない
- 「絶対合格する!」
- 「もうここしかない、後がない」
などと意気込みすぎると逆に、本来の力を発揮できない可能性が出てきます。
1番理想的なのは自然体でいることです。
- 前日はリラックスして過ごす
- 十分な睡眠をとる
など、なるべく自然体でいられるよう努めましょう。
さらに面接時には下記のようなことを意識しましょう。
私も何度も面接で失敗してきましたが、
自然体で会話するのが、最も良い結果を出すポイントですよ。
第一印象を確認する
先にお伝えしたとおりで、第一印象を変えるだけで印象が大きく変わります。
だからこそ、自分の容姿に意識が向いていなかった方は少し意識を変えるだけで面接結果も大きく変わるはずですよ!
派遣社員として面接にのぞむのであれば、派遣担当の方にぜひ相談してみてください。
志望動機を明確にする
実際のところ、一般の派遣では志望動機をそれほど重要視していませんよね。
しかし紹介予定派遣は、直接雇用を前提に派遣社員として働くため、志望動機もしっかり準備しておかないと、不採用になる可能性を高めます。
志望動機を考える上で、派遣先がどんな会社なのか知ることが大切です。
まずは自分で調べてみて、さらに深堀りする意味で派遣担当から話を聞いてみると深みが出ますよ。
派遣先企業を事前にリサーチする
まずは相手のことをよく知っておくことで他の応募者と差別化できます。
ただし、派遣先のHPに書いてあることにざっと目を通すだけではいけません。
など、本音の部分まで深くリサーチするのです。
深いところまでリサーチすることで、あなたの面接で話すべき内容や質問も、ある程度絞れるようになりますよ。
【紹介予定派遣の面接 不採用】よく聞かれる内容
紹介予定派遣の面接でよく聞かれる内容は以下の5つです。
①失敗した経験
仕事の取り組み方や問題改善能力を見極める意図でこの質問をされています。
- 「学んだこと」
- 「今後への活かし方」
を具体的に伝えられるとアピールになりますよ。
面接官の意図を想定して答えられると一番いいですよね。
②今までの仕事に持っていた不満
- 入社後にすぐ辞めないか
- 他責思考になってないか
- 不満を改善する努力をしたか
面接官は上記3つを見極めています。
これに該当しないよう答えられるといいですね。
③当社があなたを採用するメリット
面接官はポテンシャルと実務面の強みを知りたいと思っています。
応募している企業で求めている職務能力や適性を把握したうえで、発揮できる強みを整理しアピールすることが大切です。
なかなか難しいですよね……
応募企業のHPをひたすら見るに限ります。
④仕事をしている上で大切にしている事
- 仕事で何を重視しているか
- どんな時にやりがいやモチベーションを感じるか
面接官は、上記2つを見極めています。
私だったら、
「まずはお客さんに満足してもらうために、一緒に働く周りの方と気持ちよく仕事ができるよに」
と答えるかな…。
正解がわからないけど、企業が求めている人格と一致できればOK!
⑤転職回数が多い理由
転職回数の多い人むけの質問です。
- 退職理由や職務内容に一貫性がない
- いずれも短期間で辞めている
などの場合は採用をちゅうちょされる事があります。
「たしかに転職回数が多いと思います。しかし私は、〜という考えで転職をしてきました。今後は〜」と正直にお伝えすることが大切です。
私は何回もこの質問をされました…
やっぱり転職回数って企業側は気になるんですよね。
【紹介予定派遣の面接 不採用】よくある質問
紹介予定派遣で働いて良かったことはなんですか?
一言でいえば、派遣担当者のサポートがあって「心強かったこと」が良かったと感じます。
紹介予定派遣制度に、人それぞれ感じるところは異なると思いますが、
私は心配性で、色々と不安に感じたことを派遣担当の方に質問していました。
とても親身に連絡をくれる方だったので、私は不安が少なく働くことができましたよ。
1人で就職活動をするのが不安…という方にもぜひおすすめです。
紹介予定派遣で面接を断ることって可能ですか?
面接をした上で断ることは可能です。
また、紹介予定派遣で働き直接雇用になる直前で、
改めて意思確認するタイミングがきますので、
そこで断ることもできますよ。
紹介予定派遣の面接回数は何回くらいありますか?
一般的には1回です。
しかし中には、役員クラスとの最終面接を設けている企業もあります。
私は採用担当者との一次面接と、役員クラスの二次(最終)面接の2回実施しました。
ほかにも、入社前の面接を形式的な簡単な面接とし、最終的に直接雇用になるタイミングで最終面接を行う企業もあります。
面接回数が気になる方は、派遣担当の方に聞いておくといいでしょう。
【紹介予定派遣の面接 不採用】 まとめ
紹介予定派遣で不採用になる理由は?
面接で不採用になる解決策は?
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